11月8日は鞴祭(ふいごまつり)の日です
これは、鞴祭(ふいごまつり)のおふだです。
11月8日は、鞴が天から降ってきた日とされ、昔から、鞴を使う鍛冶屋、刀工、鋳物師やそれだけでなく広く火を使う職人の間で、行われてきたお祭りが鞴祭です。
鞴(ふいご)とは、昔使われていた金属の精鉄や加工には欠くことのできない、火をおこすための道具のことです。
古くからこの日は、職人さんたちが、鞴を清め、神社でうけたおふだをおまつりし、数々のお供えをしていました。
また。鞴祭のお供えのみかんを食べると、風邪にかからないと信じられていて、昔は、お祭りの後、近所の子どもたちに、みかんや餅をふるまっているようすが見られました。
今日でも、古くから受け継がれてきた日本の伝統行事である鞴祭を行う会社の方々が、この時期(ひと月遅れの12月8日や旧暦の11月8日である今年で言えば12月18日に鞴祭を行う場合もある)、当神社におふだを受けに参拝されています。
日本の伝統行事。失いたくないものですね。